
命を守ろうとすること
人間苦しむときは
過去のできごとや
その時の思いに囚われて
苦しいことがほとんどなのですが
その過去のネガティブなことを
よく覚えていて
ひんぱんに思い出している方は
もしかしたら
生命の危機に遭遇したことが
あるのではないかと思います。
事件や事故に限らず
たとえば、ご両親を早くに
なくしているとか
若い頃から一人で
生きるしかなかった方とか
なぜかというと
過去のことを
自分の記憶の引き出しを
開けて
常々、思い出すのは
自分の命を守ろうとしている
ことでもあるからです。
夫婦喧嘩は生命の危機なのか
生きるということが
すべての根幹で
最も重要だとしたら
私たちの身体は
命を守ろうとする。
寿命をまっとうしようとする。
その命を脅かすものを
危険とみなし
わが身に警告する。
実際の身体だけでなく
精神も自分の一部です。
どちらにしても、
危機にあいそうなら
無意識に対処しようとするでしょう。
夫婦喧嘩がひんぱんに
あった、ご夫婦も
そうなのかもしれません。
ご主人は、そのことで
奥さまを
自分の生命を脅かす存在と
みなしている可能性はないでしょうか。
家庭内別居の夫の心理
たとえば
家庭内別居で
ご主人が自分の部屋に閉じこもる
あなたとの接点を断つ。
話しかけても無視される。
ご主人は自分の身を守っているのです。
傷つきやすいご主人は
精神的なダメージをひどく恐れます。
雄々しく生きるのは理想だけれど
精神面はもろい。
時間をかけて
自分が強くなるよりも
阻害する存在を
自分から排除しようと
するのも分かる気がします。
そちらの方が
手っ取り早いからです。
愛妻にあるのは信頼と安心感
でも、そんなことをしてばかりでは
ご主人は人として成長しないし
どのような方と出会って
一緒にいても
きっと同じことの繰り返しです。
しかし、人間、一長一短、
ご主人にも奥さまにも
素晴らしいところがあります。
ご主人が、どうあれ
添い遂げようと思ったら
ネガティブな部分も
受け止めて、
共に成長していくことです。
生命の危機を感じている
ご主人には
奥さまは
「信頼」
と
「安心感」
をたっぷりと与えてください。
「私といても安心だよ」
そのことを
ご主人が十分に理解したら
あなたのもとを去ることはないでしょう。
愛妻家の誕生です。
過去の痛みを掘り返さないくらい
今とこれからが幸せならば
おふたりは、ずっとうまくいきます。
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