得しようとすると損する法則

誰しも日頃、得をしたいと思っていることは何かしらあると思います。

以前、メルマガで、ご主人との関係において損得を考えることの危険を書いたことがありました。

実は、この思考は、ご夫婦間だけに限りません。

私は「得をする」ということは自分だけに固執するのでなく皆と共有することで幸せをもたらすと思っています。

しかしながら以前は、そうではないことも多かったのです。

損得で考える思考は、クセになっているので、あらゆる日常に影響します。

例えば

「買い物でもらった50円引きのチケットを使いたいと思って余計なものを買ってしまい気がつけば、たくさん、お金を使っている」

などです。

得をしようとして結果的には損をしているのです。

私は自分の中で

「得しようとすると損する法則」

と呼んでいます。

このことに確信を持てたのは私も自分自身の経験の中で痛いほど感じてきたからです。

得をしようとすればするほど逆に大きく損をしている、という経験です。

ずいぶん前ですが大金を失くしたことがあります。

じっくりと腰を据えて物事を見ることを忘れて短期間で、お金を増やそうと思い込んだあげくのことです。

大きく得をしようとして、それ以上に大きな損を出しました。

考えが浅はかであるほど、その、しっぺ返しは大きいのです。

これは、モノの流れだけでは、ありません。

人との関係も同じです。

自分が得をしたいがために他人を利用して私欲を満たそうとすれば、その人間関係が破たんすることもあります。

利用される側の気持ちを考えていないからです。

冒頭で、お話した、ご夫婦間にとどまらない、あらゆる人間関係で起きます。

物であろうと、お金であろうと、人間関係であろうと

得をしようと、すればするほど底なし沼に足を取られるように、ズブズブと落ちていくのが分かります。

私の場合は何度も同じ目に遭って、また自分の身に起こることは自分の発する全てが起因している、と思い始めてから確信を持ち始めました。

このような底なし沼に落ちないためには

「自利、利他」

の心でいることです。

自利というのは平たく言えば自分の利益ということですが、そう単純ではなく自らの修行によって得た功徳を受け取るという意味があります。

もとは最澄の言葉で仏教用語なので辞書を引くと仏法の利益という表現ですが現在の私たちの生活に当てはめて考えるといいと思います。

利他は他の人ための利益になるために尽くす、という事です。相手のために、と思う心を指しています。

自分の受け取る利は他の方のためになるものであり、この二つが合わさってこそ真の利であるのです。

そのような関係であることが自分と他者との間に幸福をもたらすのですね。

自分だけが得をしたい、と思っているときには自分のことだけを考えています。

我が身のことのみ考えていると人、モノ、お金は離れて行きます。

その世界は果たして幸せでしょうか。

得しようと自益ばかりに、とらわれていては幸福の道から逸(そ)れるのですね。

幸せの基準も人それぞれですので一概には言えないかもしれませんが因果応報ともいうように自らの行いは必ず我が身に返ってきます。

私たちには昔から「世のため人のため」という精神が根付いていますね。日本の良い側面です。

それは巡りめぐって自分にも他者にも利をもたらすことを指すのだと思います。

知らず知らずのうちに損得の沼に陥りそうなときは、どうぞ思い出してみてくださいね。


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