ご主人の愛情は、いくらでも甦る。
1日は私の誕生日でした。
主人の誕生日には私からは、ケーキとお祝いメッセージだけだったのに主人は昨年のように、たくさんの、お花と赤面のメッセージカードをくれました。
いまの主人と再婚後も私は結婚したら浮気なんて、とんでもない、と思っていました。
浮気する人となんて、一生つきあえるわけがない。浮気したら即離婚は当たり前。
本気で、そう思っていたのです。
そのような私に起きてしまった主人の浮気。とっても、とっても、ショックでした。
浮気される前には、お互い、ほとんど口もききませんでしたから離婚を考えたことも、ありました。
でも、なぜか浮気されても即離婚、とは、ならなかったのですね。
私たちは似たもの夫婦なのか、それまで、あまり本音で語ることは、ありませんでした。
どちらも「相手が何を考えているか分からない」と同じ不満を持っていたのです。
ふたりとも遠慮をして大事なことなのに、お互いの気持ちを聞くこともなかった。
意思の疎通が、すごく欠けていたのは、うすうす分かっていました。
このままだったら夫婦しては危機的状況になる、と心の奥では、ずっと思っていたのかもしれません。
それが、ガツン!と現実になったのです。
目の前が真っ暗になる、というのを初めて経験しました。
血の気が引いて立ちくらみのようになったのですね。よく見えなくて視界が暗くなりました。
その後は即離婚に向かうのでなく方向転換し自分自身を省みて、とにかく、やれることをやってみよう、と夢中でした。
主人だけが悪いのではない、と理解して、やるべきことを、やろう、と。
何も試さずに離婚を選ぶのは、ちゅうちょしました。
一度、離婚を経験しているので離婚後の生活が簡単でないことも知っていて安易には、できない、という思いも、あったのです。
離婚になると経済面の大変さが一番に言われますが、お子さんのいらっしゃる方は、お金のこと以上に、お子さんの心の傷が見えて、お母さん自身も深く傷つきます。
前向きな離婚も、もちろん、あります。
ですが、もしご主人への愛情があり離婚が不本意であれば、やり直してみる価値はあると思うのです。
いま、そう思うのは毎日、私に向けられる主人の姿が以前とは比べものにならないくらい愛情に満ちているからです。
あのとき考えを180度、変えてよかった、と本当に思います。
16日のセミナーに来られた方には、お見せしようと思うのですが、3日前にもらった誕生日のメッセージは歯の浮くようなセリフが書いてあります。
お互いに腹の底を探り合っていたとは思えない、ストレートな愛の表現です。
私は「ありがとう」と素直に受け取っています。
これまでは、こんなふうに素直に御礼すら言えなかったのですね。
それも夫婦の溝の原因です。
すごく愛されているなぁ、と思える毎日がある、というのは幸せです。
でも、このことは私だけに起こることでなく愛される術(すべ)が分かっている方は、みなさん受け取っている幸せです。
「私にも、そんな日が来るのかな…」
そう思っている方には、夫婦修復プログラムや個別相談で私に聞いてほしいと思います。
毎日、仏頂面で主人に冷たくされた私が、こんなに優しく愛されている妻になったのです。
数年前までは1%も考えなかった夫婦愛の姿を、いま手に入れています。
ご夫婦の奇跡は誰にでも起こり得ます。あなたも幸せを手にしてください。